令和6年2月の研修…
2月17日(土)、八川の山林で実施しました。参加者5名です。伐木コース、集材コースの2班にわかれ、技術の向上をはかりました。集材コースでは山林での作業初心者もいらっしゃいましたが、今後の実践への足がかりとなったようです。チェーンソーの基礎講習を座学から受けるよりも、まずは実際の山林に入り、伐木の様子や木材のあしらいの基本、機械の基本的操作、何が危険なことなのか、などなどを身体を動かしながら体験することがプラスなのではないでしょうか。
下にいくつかの写真と動画をあげておきます。実践研修は会員から要望があれば、随時開催に応じられる場合もあります。どうぞお気軽にお問い合わせください。
R5秋チェーンソー…
令和5年11月5日(日)。奥出雲町チェーンソー研修を開催し、阿井公民館と下阿井の山林で9名が受講しました。基礎コースは4名、伐木コースは3名と2名、2班に分かれての実施です。
基礎コースは座学で、チェーンソーの仕組み・取り扱い・メンテナンス・安全などについて。実技で最初に取り組むのが「目立て」、刃を研ぐことです。
目立てについては、きこり通信11号でも扱いました。そちらも参照ください。
基礎コースの午後からは、チェーンソー操作の基本です。始動の仕方、アクセルワーク、フォーム(姿勢)など。スポーツでもあるいは茶道のような習い事でもそうですが、フォームはきわめて重要。ことにチェーンソーワークの場合、事故から命にもかかわることで、姿勢はそれを左右する大事なことになります。姿勢は頭でなく身体が覚えるべきもの。繰り返し練習することで、身につきます。一方で悪い姿勢・クセがついてしまうとなかなか修正できません。まったく初心者が変なクセのついた経験者より、上達が早かったりするのも、姿勢をはじめとした基本が身につけやすいことにあります。
姿勢と操作の基本をおさえ練習したあと、今度は実際に「木を切る」ことを練習します。アクセルワークとフォームの崩れが起きないように、一回一回しっかりと行います。
伐木コースでは、立っている木を伐倒し、造材(玉切り・枝払い)することをやります。狙い通りの方向に倒すこと、そのためのあれこれ。そして、倒そうとする木がほかに架かってしまった場合の対処=かかり木処理について、実践します。