2025年3月20日号
1 友の会からのおしらせ
◆森の実践研修の代替について
雪のため、中止となった”実践研修”ですが、2名以上参加希望があれば、不定期であっても何回か実施していきたいと考えています(理想は月1回)。
ただし。研修というよりは「練習会」に近いもので、手取り足取りの指導は、基本的には入らない予定です。ポイントは次の4つ。
1)道が入っていて、木を伐って出せる山を場所として提供できます。
伐木・集材・出荷までですが、どれかひとつだけでもOK。
2)機材貸し出しもあり。
3)やり方は、やりながらつくっていければと思います。まず、興味ある人で集まってモデルをつくっていきます。
4)興味がある。内容と日にちがあえば参加したいという方。まずは参加希望という意思表示だけでもOKです。このメールへの返信でメッセージくださいませ。質問も歓迎です。
2 おすすめの講座・研修など
◆講義「スギとヒノキーありふれた樹の持つ特別な歴史ー」
3月26日(水)19時~20時半/オンライン(Zoom)/参加費500円〜・要申込
講師:大住克博(大阪市立自然史博物館外来研究員)
GENなんでも勉強会オンライン 第40回 https://gennandemo41.peatix.com
前回配信で詳しく紹介したこちらの勉強会、開催前日の25日(火)が申し込み締め切りです。
テーマは異なりますが、大住克博さんの講義でyoutube公開されている「日本の森林は荒廃しているのか?」のほうは無料公開中。
https://youtu.be/hAidVq55hd8?si=SJlYGkyxcaD478VB&t=3
GENの「なんでも勉強会」シリーズのひとつなので、どんな会かのかの参考にもなります。
◆行事〜雲月山の山焼き 火を使った草原保全
4月19日(土)全日(16時頃終了の予定)/参加費500円(小中高生無料)
山といえば木と森というイメージがいまやほとんどですが、100年もさかのぼれば、日本の山の多く、とりわけ里山は草山が過半を占めていたといっても過言ではありません。森にとっても、農地にとっても草原は必要不可欠なものであったのです。挙げていけばキリがありませんが、たとえば獣の囲い込み。猪などが典型ですが草原は獣の横断を抑制します。草原を維持していくことの重要性とその役割を学び、技と知恵を受け継いでいくことは、森の維持管理とも深い関係を持っているものです。
北広島町芸北で、木の駅プロジェクトを担っている組織が運営主体のひとつであることからもそれは伺えます。ちょっと遠い場所ではあり、夜明けとともに出発するくらいでないと受付には間に合いませんが、おすすめです。地域団体が主催する数少ない山焼きで、休憩や昼食時間にいろんなお話を聞けるところもいいところ。
人手が足りてないと思われます。このメールを読んでおられるような、ちょっとばかりは野山の作業ができる人はそうとう貢献できるはずです。やり甲斐ありますよ~。
3 気になる情報、サイト、山、なんでもあれこれ
◆映画「奥会津の木地師」紹介映像~
1976年福島県南会津郡田島町針生
民俗文化映像研究所
確か数十年前に、横田で上映会が行われたと記憶しています。ご覧になられた方もあるいはおられるやもしれません。山仕事にかかわるドキュメンタリーを何本か観れる機会をつくりたいものです。短く編集し直したものはDVDで発売されていますが、フルバージョンで観たいものですね。f切斧で受け口をつくる映像の箇所などをみるとつくづく思います。facebookページで3回にわけてアップされています。ひとつめが下のリンクです。ふたつめみっつめは木地小屋づくりに焦点をあてたもの。
https://www.facebook.com/watch/?v=1650780715135920
●木地小屋づくりその1
https://www.facebook.com/watch/?v=1659623490918309
●木地小屋づくりその2
https://www.facebook.com/watch/?v=1659641190916539
4 編集後記
春の彼岸前にこんなに寒くて雪も降るなんて。
梅がようやく咲き始めたところもあって、調子が狂いますね。
これから暖かくなるようで、春はダッシュで訪れるのでしょうか。
メルマガは月1、2回の配信予定です。感想やご希望などお待ちしています。
このメールへの返信か、kikori@s-orochi.orgまで。どうぞよろしくお願いいたします。
事務局 面代
メルマガは月1、2回の配信予定です。感想やご希望などお待ちしています。
購読、退会はこちらから→きこりの友 奥出雲